古都に春呼ぶ「お水取り」 2024.03.13 古都・奈良に春の訪れを告げる東大寺二月堂の「お水取り」が12日夜、佳境に入った。752年の大仏開眼の年から毎年欠かさず行われている伝統行事で、今年で1273回目。午後7時半、僧侶を先導する世話役たちが大きな「籠松明(かごたいまつ)」を担ぎ、欄干から火の粉を振り回しながら二月堂の舞台を駆け抜けると、多くの参拝客から歓声が上がった。【時事通信映像センター】 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください